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- 2023.06.13 Tuesday
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クリスマスイブの24日、おひとり様で
どこか思いっきり クリスマスらしいところに行こうと思い
お茶の水クリスチャンセンターで開かれている
星野富弘さんの絵画展に 行ってまいりました。
残念ながら 教会の趣はなく
普通のビルの上に 小さな十字架が目印なくらい。
やっぱり 信者でもないのに 気分だけ味わおうなんて 不謹慎ね。
真面目な顔で 5階の展示場に向かいました。
星野富弘さんは 体育の教師だったころ
頚髄を損傷されて 以来 手足不自由の身で
絵筆を 口にとって 描かれてきたと いいます。
人一倍 運動能力のすぐれた方が
これ以上ないと思われる 絶望のふちから
描かれた絵と文字は
凡人には とうてい 及びもしない 重みがあります。
ちょっと 泣きかけたのは
「結婚指輪はいらないと いった」
(だんな様の顔を洗ってあげるのに きずをつけてはいけないから)
という 奥さまのエピソードを綴った 作品で
物欲にまみれた 私とは 月とすっぽん だわ〜 と思いました。
人生 わりあい 平等にできていて
普通の者が 一生 かかっても 知ることのできない宝物を
獲得されているのでは と思いました。
作品は お身体の経緯を知らなくても
上手なものは 上手
ちょっと重くなる心をしのぐ すばらしい筆致でした。
帰路、お茶の水橋の上から。
外堀、JRお茶の水駅、と 向こうの聖橋(ひじりばし)が
一望できる この光景が とても好きです。
夏に能登に旅行したとき、越後湯沢で乗り換え
特急はくたか号に乗って しばらくすると
整然とした稲田が 見えてきました。
さすが米どころ越後はすばらしいな、と思いました。
私の住む町は 東京都のなかでも 大根で有名な土地柄で
街のマスコットも 大根がモデルなくらいですが
少し 散歩すると こういう畑の風景が
あちこちで 見られ
無人販売で 朝どりの新鮮な野菜を買うことができます。
この季節は ブロッコリーや大根や白菜、人参、ほうれん草などが盛りです。
今日の教室のお題は「田畑や草の風景」
ハローパソコン教室での水彩画講座は これで終わりになりました。
まだまだ知らないスキルがたくさんあって 続編を希望していますが
しばらくの間は
本などでの独学になりそうです。
遠い世界だと思っていた 絵を描く楽しみが
パソコンによって グッと身近になることを
教えてくれたことに 感謝します。
この寒い冬の下に
大きな力が 眠っている
物理の得意な息子が ドヤ顔でよく話していた
「エネルギー 不変の法則」 dU = δQ - δW などなどは
まったく わかりませんが
大地や空も いっしょではないかしら。
枯れている木々は
内に春を秘めている
青々と繁る夏の緑は
やがて訪れる別れを知っている
昭和の大歌手 藤山一郎さんが
楽しいうたは ちょっと寂しく
悲しいうたは ちょっと明るく 唄います
と 言ったことを思い出しました。
春が好き とか
夏が好き とか ではなく
生きている今が いつも好き
そう言えるようになりたいです。
今日の教室のお題は「新緑の丘」でした。
外は寒いですが 心は春です。
年に2、3回は 山登りをします。
山登りといっても 子供の遠足の延長のような
400〜600mくらいの里山登りですが、
意外と あなどれない緊張感があります。
木立ちの中の細道を
ただ登りつづけ、やっと着いた山頂でおにぎりを食べたら
また ひたすら下りつづける。
この 単純さがいいんです。
からだは疲れても
心はとても軽くなって いつも 「山はいいなぁ」 と思います。
残念ながら 今年は天候と、山登りでもパートナーである主人と予定が合わなくて
登れませんでした。
来年の春こそは、新緑の山に登りに行きたいと思います。
今日の教室のお題は 「山の風景」
好きな山は 描いているときもフレッシュな気持ちがしました。